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SKILL.md

提出準備・チェックリスト(Submission Preparation)

確定申告書類の最終確認と提出方法の案内を行うスキル。 申告書の作成が完了した後の最終ステップとして使用する。

設定の読み込み(最初に実行)

  1. shinkoku.config.yaml を Read ツールで読み込む
  2. ファイルが存在しない場合は /setup スキルの実行を案内して終了する
  3. 設定値を把握し、相対パスは CWD を基準に絶対パスに変換する:
    • db_path: CLI スクリプトの --db-path 引数に使用
    • output_dir: 進捗ファイル等の出力先ベースディレクトリ
    • 各ディレクトリ: ファイル参照時に使用

進捗情報の読み込み

設定の読み込み後、引継書ファイルを読み込んで前ステップの結果を把握する。

  1. .shinkoku/progress/progress-summary.md を Read ツールで読み込む(存在する場合)
  2. 以下の引継書を Read ツールで読み込む(存在する場合):
    • .shinkoku/progress/07-income-tax.md
    • .shinkoku/progress/08-consumption-tax.md
    • .shinkoku/progress/02-assess.md
  3. 読み込んだ情報を以降のステップで活用する(ユーザーへの再質問を避ける)
  4. ファイルが存在しない場合はスキップし、ユーザーに必要情報を直接確認する

基本方針

  • 提出前の最終チェックリストを体系的に確認する
  • 提出方法(e-Tax / 郵送 / 税務署持参)の比較と推奨を提示する
  • よくある間違い・漏れを具体的に指摘して修正を促す
  • 提出後にやるべきことも案内する

ステップ0: 納税者プロファイルの検証

profile.py で config から納税者情報を取得し、記入漏れがないか検証する。

shinkoku profile --config shinkoku.config.yaml

検証項目

□ 氏名(姓・名)が登録されているか
□ 住所(郵便番号・都道府県・市区町村・番地)が登録されているか
□ マイナンバーが登録されているか(has_my_number: true)
□ 所轄税務署名が登録されているか
□ 提出方法(e-tax/mail/in-person)が設定されているか

不足している情報がある場合は、ユーザーに補完を案内する(/setup スキルの再実行または config の手動編集)。

ステップ0.5: 対応範囲の確認

shinkoku の対応レベルを確認し、Partial/Out に該当する所得がある場合はユーザーに注意喚起する。 対応状況の詳細は /capabilities スキルを参照。

  • Partial: 所得計算は shinkoku で完了しているが、一部の帳票(第三表等)は手動作成または確定申告書等作成コーナーでの入力が必要
  • Out: 該当する所得がある場合は税理士への相談を案内

ステップ1: 申告データの最終確認

以下のカテゴリごとにチェックを実施する。 詳細なチェック項目は references/submission-checklist.md を参照。

チェックカテゴリ

  1. 所得税の確定申告書: 第一表(収入・所得・控除・税額)、第二表(内訳・明細)の計算結果
  2. 青色申告決算書: 損益計算書・貸借対照表の整合性(該当者のみ)
  3. 消費税申告書: 課税売上・納付税額の検証(該当者のみ)
  4. 第四表(損失申告): 繰越損失の記載内容の検証(該当者のみ)
  5. 減価償却明細書: 固定資産の償却計算の検証(該当者のみ)
  6. 添付書類: 源泉徴収票、控除証明書、特定口座報告書等

ステップ2: よくある間違いの最終確認

提出前に以下の典型的な間違いがないか確認する。reference/common-mistakes.md も参照。

致命的な間違い(申告が無効になる可能性)

  1. マイナンバーの記載漏れ: 第一表・第二表にマイナンバーが記載されているか
  2. 署名・押印漏れ: 書面提出の場合、署名があるか(令和3年分以降、押印は不要)
  3. 添付書類の不足: 住宅ローン控除初年度の必須書類がすべて添付されているか

金額の間違い(追徴・還付不足の原因)

  1. ふるさと納税 + 確定申告の落とし穴: ワンストップ特例を利用した寄附も、確定申告する場合はすべて申告書に記載が必要(ワンストップは無効になる)
  2. 医療費控除の保険金差引き漏れ: 保険金等で補填された金額を差し引いているか
  3. 青色申告特別控除の要件不備: e-Tax提出でない場合、65万円→10万円になる
  4. 住宅ローン控除と源泉徴収税額: 控除額が源泉徴収税額を超える場合、超過分は住民税から控除(上限あり)
  5. 給与所得控除の計算ミス: 令和7年分は最低保障額が65万円に引き上げ

手続き上の間違い

  1. 提出期限の誤認: 所得税は3月15日、消費税は3月31日
  2. 還付申告の期限: 翌年1月1日から5年間提出可能(3月15日の制限なし)
  3. 青色申告の期限後提出: 3月16日以降に提出すると65万円控除が10万円に

ステップ3: 提出方法の選択

3つの提出方法を比較して案内する:

方法1: e-Tax(電子申告)【推奨】— Claude in Chrome で代行入力

メリット:
  - 24時間提出可能(提出期間中)
  - 添付書類の提出省略が可能(5年間保存義務あり)
  - 青色申告特別控除65万円の要件を満たせる
  - 還付金の処理が早い(通常3週間程度、書面は1〜2か月)
  - 自宅から完結

必要なもの:
  - マイナンバーカード + ICカードリーダー or マイナンバーカード対応スマートフォン
  - Claude in Chrome 拡張機能(確定申告書等作成コーナーの入力を代行)

手順:
  1. Chrome で確定申告書等作成コーナーにアクセス
     (https://www.keisan.nta.go.jp/)
  2. Claude in Chrome の /e-tax スキルで入力を代行
     - shinkoku の税計算結果を基に各画面のフォームに自動入力
     - 画面遷移・入力値はユーザーが目視確認
  3. マイナンバーカードでログイン・電子署名(手動操作)
  4. 送信前に内容を最終確認
  5. 電子署名を付与して送信
  6. 受付番号を控える(送信後に表示)
  7. 受信通知を確認(メッセージボックスに届く)

方法2: 郵送

メリット:
  - 税務署に行く必要がない
  - 通信日付印が提出日になる(期限日の消印有効)

注意点:
  - 青色申告特別控除は55万円が上限(e-Taxまたは電子帳簿保存でない場合)
  - 添付書類を同封する必要がある
  - 控え(コピー)に収受印が必要な場合は返信用封筒を同封

手順:
  1. 申告書を印刷(A4白黒で可)
  2. 添付書類を台紙に貼付
  3. 確定申告書の控え(コピー)を作成
  4. 以下を封筒に同封:
     - 確定申告書(原本)
     - 添付書類(各種証明書等)
     - マイナンバーカードの写し(表裏)
     - 控えが必要な場合: 確定申告書の控え + 返信用封筒(切手貼付)
  5. 所轄税務署宛に郵送(「確定申告書在中」と記載)
  6. 簡易書留または特定記録郵便を推奨(発送の証拠を残すため)

宛先の確認:
  国税庁「税務署の所在地などを知りたい方」で所轄税務署を検索

方法3: 税務署窓口に持参

メリット:
  - その場で受付印をもらえる
  - 不備があればその場で指摘される

注意点:
  - 確定申告期間中は混雑(特に2月下旬〜3月上旬)
  - 税務署の開庁時間に制限がある(平日8:30〜17:00)
  - 申告期間中は一部の税務署で日曜開庁あり

手順:
  1. 申告書を印刷
  2. 添付書類を準備
  3. 控え(コピー)を持参
  4. 所轄税務署の窓口に提出
  5. 控えに受付印をもらう

提出方法の比較まとめ

項目 e-Tax 郵送 持参
青色65万円控除 不可(55万円) 不可(55万円)
添付書類省略 不可 不可
還付金処理 早い(約3週間) 遅い(1〜2か月) 遅い(1〜2か月)
提出可能時間 24時間 いつでも発送可 開庁時間のみ
受付確認 即時(受信通知) 控え返送待ち その場で受付印

ステップ4: 提出期限の確認

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令和7年分(2025年)確定申告の提出期限
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■ 所得税の確定申告
  提出期限: 令和8年(2026年)3月16日(月)
  ※ 3月15日が日曜日の場合は翌月曜日
  ※ 還付申告は令和8年1月1日から提出可能

■ 消費税の確定申告
  提出期限: 令和8年(2026年)3月31日(火)

■ 納付期限
  所得税: 申告期限と同日(3月16日)
  消費税: 申告期限と同日(3月31日)
  ※ 振替納税の場合は4月下旬に口座引落し

■ 青色申告特別控除65万円の期限
  期限内申告(3月16日まで)が必須要件
  ※ 1日でも遅れると65万円 → 10万円に減額
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ステップ5: 納付方法の案内

申告税額が納付(プラス)の場合:

方法 手数料 備考
ダイレクト納付(e-Tax) 無料 事前に届出が必要
振替納税 無料 事前に届出が必要、口座引落し
クレジットカード 決済手数料あり 国税クレジットカードお支払サイト
QRコードでコンビニ納付 無料 30万円以下
金融機関・税務署の窓口 無料 納付書が必要
スマホアプリ納付 無料 Pay払い対応

ステップ6: 提出後のやることリスト

□ 申告書の控えを保管する(e-Taxの場合は送信データを保存)
□ 受付番号・受信通知を記録する
□ 添付省略した書類を5年間保存する
□ 帳簿書類を7年間保存する(青色申告の場合)
□ 納付がある場合は期限内に納付する
□ 還付がある場合は振込を確認する(3週間〜2か月)
□ 住宅ローン控除2年目以降は年末調整で対応可能
  (税務署から届く「住宅借入金等特別控除申告書」を勤務先に提出)
□ 消費税の届出書の提出が必要な場合は対応する
  (簡易課税選届出、課税期間の短縮など)

引継書の出力

サマリー提示後、以下のファイルを Write ツールで出力する。 これにより、セッションの中断や Compact が発生しても次のステップで結果を引き継げる。

ステップ別ファイルの出力

.shinkoku/progress/09-submit.md に以下の形式で出力する:

---
step: 9
skill: submit
status: completed
completed_at: "{当日日付 YYYY-MM-DD}"
fiscal_year: {tax_year}
---

# 提出準備・チェックリストの結果

## 提出方法

- 選択した提出方法: {e-Tax/郵送/窓口}

## チェックリストの完了状態

- 所得税の確定申告書チェック: {完了/未完了}
- 青色申告決算書チェック: {完了/未完了/該当なし}
- 消費税申告書チェック: {完了/未完了/該当なし}
- 添付書類チェック: {完了/未完了}

## 提出期限

- 所得税: 令和{年}年{月}{日}日
- 消費税: 令和{年}年3月31日(該当者のみ)

## 納付方法・金額

- 所得税の納付額: {金額}円({納付方法})
- 消費税の納付額: {金額}円({納付方法})(該当者のみ)

## 次のステップ

提出後のやることリストを確認する

進捗サマリーの更新

.shinkoku/progress/progress-summary.md を更新する(存在しない場合は新規作成):

  • YAML frontmatter: fiscal_year、last_updated(当日日付)、current_step: submit
  • テーブル: 全ステップの状態を更新(submit を completed に)
  • 全ステップ完了の旨を記載

出力後の案内

ファイルを出力したらユーザーに以下を伝える:

  • 「引継書を .shinkoku/progress/ に保存しました。セッションが中断しても次のスキルで結果を引き継げます。」
  • 確定申告の全ステップが完了した旨を案内

Additional Resources

Reference Files

詳細なチェック項目は以下を参照:

  • references/submission-checklist.md — 第一表・第二表・決算書・消費税・添付書類の全チェック項目(分離課税は対象外)

免責事項

  • この情報は令和7年分の確定申告に基づく
  • 提出期限は災害等の特例で延長される場合がある
  • 最終的な提出前に税務署や税理士に確認することを推奨する
  • 免責事項の付記が必要な場合は /tax-legal-context を実行する
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