ia-architect

SKILL.md

IA Architect — 情報設計の作成と検証

目的

重要な原則(必ず守る)

  1. IA(情報の背骨)とナビ(UIの移動手段)を混同しない 参考: IAは"information backbone"、ナビはUI要素
  2. 分類は社内都合ではなくユーザーのタスク中心で設計する(Top tasks起点)
  3. ラベル(命名)は辞書化し、一貫性を守る(同義語・表記揺れ・略語ルール込み)
  4. スケールする構造にする(階層 + メタデータ / タグ / 属性。カテゴリ一本道依存を避ける)
  5. 想像で決めず検証する(カードソート、ツリーテスト) 参考: カードソート定義 / ツリーテスト概要

このSkillの対応モード

  • Mode A: IAを設計する(Design)
  • Mode B: IAを検証する(Audit / Review)
  • Mode C: 設計→検証→改訂(Iterate)(基本はこれ)

ユーザーが明示しない場合は Mode C として扱う。


入力(足りない場合は、分かる範囲で仮置きして進める)

優先度順。リポジトリ/ドキュメントがあれば読み取り優先。

  1. 対象範囲(どの情報空間か)・制約(権限、運用、検索の有無、CMS/DBなど)
  2. 主要ユーザーと主要タスク(Top tasks仮説でOK)
  3. 現状の構造(画面一覧、メニュー、サイトマップ、URL、カテゴリ、タグ、検索UI)
  4. コンテンツ一覧(なければ代表コンテンツ10〜30件でもOK)
  5. 既存データ(検索ログ、問い合わせ、ゼロ件検索、回遊データ等)があれば最優先で取り込む

実行手順(Design)

Step 0. IAブリーフ(目的・スコープ・成功指標)

  • resources/ia-brief-template.md に沿ってブリーフを作る
  • 成功指標は最低1つは置く(例: 目的到達率、探索時間、ゼロ件検索率)

Step 1. ユーザー理解(タスク・探し方・用語)

  • Top tasks(主要タスク)を5〜15件に収束
  • 探し方タイプ(検索派/回遊派/フィルタ派)を仮説化
  • 用語候補(現場用語・俗称・同義語)を収集し、後で用語集に統合

Step 2. コンテンツ棚卸し(Inventory & Audit)

  • コンテンツインベントリ(最小でも: タイトル/種類/目的/所有者/更新頻度/品質/現行の置き場所)
  • 監査ラベル(残す/統合/削除/作り直し)と、ギャップ(必要だが無い)を出す

Step 3. 構造設計(分類・階層・メタデータ・関係)

  • **タクソノミー(カテゴリ体系)**を提案(ユーザータスク起点)
  • **メタデータ(属性)**を定義(必須/任意、入力ルール、同義語、正規化)
  • コンテンツモデル(タイプと関係)を図または表で定義(例: 作品→話数→カット→素材)

Step 4. ナビゲーション設計(辿れる導線)

  • グローバル/ローカル/パンくずの方針
  • サイトマップ(IAの可視化として作る。IAそのものと混同しない) 参考: IAとサイトマップの違い

Step 5. ラベリング(命名)設計

  • 用語集(ラベル辞書)を作る(同義語・表記揺れ・略語・禁則)
  • メニュー名/カテゴリ名/フィルタ名/ボタン文言まで射程に含める

Step 6. 検索・絞り込み(Findability)設計

Step 7. 検証計画(カードソート / ツリーテスト)

  • resources/card-sort-plan.md / resources/tree-test-plan.md で計画を作成
  • 可能なら、想定タスク別に「正解ルート」と「迷いやすい分岐」を明示

Step 8. 実装・運用(ガバナンス)

  • IA仕様として統合(構造/ラベル/メタデータ/検索)
  • 追加/変更時のレビュー責任、変更基準、計測(ゼロ件率など)

実行手順(Audit / Review)

1) 成果物を収集

  • 既存のサイトマップ、メニュー、カテゴリ、タグ、検索UI、URL、コンテンツ一覧、用語集を収集
  • なければ、画面キャプチャやルーティング一覧から推定してでも作る

2) チェック(致命度つき)

  • resources/ia-audit-checklist.md を使って Fail / Risk / OK 判定
  • resources/ia-audit-scorecard.md で 0〜2点採点し、合計と優先度を出す

3) 改善案(必ず「具体」まで落とす)

  • 「問題 → 影響 → 原因 → 修正案 → 代替案(あれば) → 期待効果 → 検証方法」
  • 改訂版の サイトマップ / タクソノミー / メタデータ / 用語集 / 検索・ファセット を提示

出力形式(必須)

最終的に、resources/ia-design-output-template.md の構成で出力すること。

  • IAブリーフ
  • Top tasks / ユースケース
  • コンテンツインベントリ(最小版でも可)
  • タクソノミー(カテゴリ体系)
  • メタデータ定義(表)
  • コンテンツモデル(表 or 図)
  • サイトマップ(ツリー)
  • ナビ構造(グロ/ローカル/パンくず)
  • 用語集(ラベル辞書)
  • 検索要件 & ファセット設計
  • 検証計画(カードソート / ツリーテスト)
  • IA仕様(運用・変更管理)

例(このSkillが発動すべき依頼)

  • 「このSaaSの情報設計を作って。検索とフィルタも含めて」
  • 「今のメニュー構造がぐちゃぐちゃなのでIA監査して、直し案出して」
  • 「サイトマップはあるけど、findabilityが低い気がする。ツリーテスト計画も作って」
  • 「用語が揺れているので、ラベル辞書と命名ガイド作って」

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